2011年11月16日伝統的アク洗い技法の保存東京大学博士課程 研究室の方よりアク洗いの歴史や工具、技法等に関する資料作り為、面会に来られました。
来られたのは若い女性の方ですが、ご名刺を拝見して1級建築士をお持ちなので、内心驚きました。
だんだんと無りつつある伝統的な建築関係の技術を資料化する為とお聞きして、私が従事しているアク洗いの事も出来得うる限り記録に残しておきたいと思って、微力ながらでも、ご協力ができればと思いお会い致しました。
私も以前から各地の図書館や資料館を廻り、アク洗いに付いての資料や記述がないか、調べていますが、殆んど皆無と言っても良いでしょう。又、昔の風習や風俗を描いた絵巻などを見ると洗い桶を持った職人さんが描かれていないか探している自分に気付いて我ながら可笑しくなります。
大変熱心に、いろいろな質問をされ、私の知っている限りの事をお話をしましたが、少しでも参考になれば幸いです。
予定より大幅に長時間に及び、昼過ぎから午後7時を過ぎてタイムアウトになり、再度の訪問をお約束してお別れをしました。
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